Catlogのこと1 我が家のねこ様とCatlogという商品のこと

2008年からねこ様と暮らしています。

 

幹線道路脇の大きな歩道の植え込みの中で必死に鳴いていた手のひらに収まってしまうようなねこ様と出会いました。

一匹しかいなかったので捨てられてしまったのか、迷い込んだのかわかりませんが、その日は寒く、またこのまま放っておいたらカラスの餌になってしまうかもしれないと思いました。

 

隠れこんでしまい、また、怖くて出られなくなっているねこ様でしたが、人通りの多い歩道だったため、いろいろな人の助けを得て救い出す事ができました。

 

結果、我が家には、ねこ様がいるわけです。

 

さて、このねこ様ですが、若いときはそれはそれはおてんばで、網戸をスパイダーマンのような格好で登ったり、物干しの布団の上で眠ったり、ベランダを越えて隣のお宅へ行ってしまったり。

それはそれはやきもきとさせられたものです。

 

しかし、年の流れというのは残酷なもので、ねこ様は人間の数倍はやく老いていきます。いままで彼女の居場所のひとつだった本棚の上でくつろぐ事はもうできません。

ジャンプができないのです。

 

低いキャットタワーに「うんとこしょ」、と登るのが精一杯。

そこもしっくりこないのか、窓際でひなたぼっこするのが彼女のお気に入りになっています。

 直視はしたくないですが、お別れの時期は確実に近づいてきているのだな、と考えるようになりました。

そこまでのリミットは1年や2年ではないとは思います。ただ、耐えられないほどの悲しみをのこして虹の橋の下へ旅立ってしまうのでしょう。

 

 

そんなことをぼんやりと、しかし、確実に考えるようになってきた頃、Twitterの広告に

このサイトが良く上がってくるようになりました。

 

rabo.cat

ねこ様が、普段どんな事をしているのか、そのログがとれる機械のようです。

首輪状のセンサーからBLEで宅内の基地局へと電波をとばし、それをログサーバーで管理する、クライアントソフトはスマホのアプリで、「この時間にごはんをたべました」「毛繕いをしました」などなど、情報が見られるシステムのようです。

 

メーカーのサイトはデザイン性には富んでいるものの、情報(仕様等)にたどり着くには少し難しい感じがしました。

そこで、メールにて問い合わせをしたのですが、非常に猫愛が感じられる返答でした。

ここの会社ではねこのことを「猫様」と呼んでいます。すぐにソースが出てこないのですが、たしか人間は猫様のためにある、というようなスタンスでいる、というような話だったように見かけました。

うがった見方をすれば「そういう宣伝」、かもしれないのですが、私にはそのようには感じられませんでした。この人達の事は信じられる、そういうメールだったのです。

 

販売はこの会社のストア、amazonからされているので、amazonのレビューを見てみました。正直なところ悪いです(とはいっても2021/03/18時点で3件なのですが)。

 

ただ、ねこ様の健康のために本気でロギングしよう、というよりは、「もっともっと思い出が欲しい」という気持ちがあり、購入を決意しました。

 

「ならば覚えていろ。わたしは確かに生きていたんだ」

 

覚えていたい、もちろん忘れる事はできないです。

あるいは、このような「確実に目に見える形でのこるデータ」として、思い出があり続けるのは、本当は良くないのかもしれません。

 

また、告白しますと、「うわ、なにこの機械!おもしろそう!!」という気持ちも「かなり」ありました。それは事実です。

すなわち、ねこ様「で」遊ぶことになるのではないか?これが良い事なのかと言われると…

(もちろん、今の自分に対してです。メーカー様や他のユーザー様に対してということではないです。)

 

色々な思いはありましたが、結局は購入とあいなりました。

 

さて、今回はメーカーサイトからコンビニ払いで購入をしたのですが、Loppiでの振込先がCatlogさんではなく、GMOという名前だったため、「むむむ、これはだいじょうぶなのかしら?」

と、一瞬かたまりました。

できればメーカーサイトには、そういう大切な事も記載しておいてほしいです。

 (領収書にはお問い合わせ先としてCatlogCSTeamの名前が入っていますが、レジでお金を払うまではわからないので。)

 

 

先ほど出荷のメールが来ました。

問題なく振り込みはできていたようです。

この週末から、楽しいCatlogライフがはじまります。

 

楽しくなるといいな、と思っています。

ねこ様といっぱい楽しい思い出を作っていきたいです。